ラシックスがむくみに効くのはなぜ?作用と注意点を解説

ラシックスはむくみに効くから嬉しい
ラシックスは強力な利尿薬。
飲んでから数時間でむくみを解消します。

なぜラシックスはむくみに効くのでしょうか?
この記事では、ラシックスの薬の特徴と注意点について紹介します。

ラシックスとはどんなお薬?

ラシックスについて知ろう
ラシックスの有効成分は「フロセミド」です。
フロセミドは、ループ利尿薬と呼ばれています。

ループ利尿薬とは腎臓にある管「ヘンレループ」に作用し、尿の排出を促す薬です。
利尿薬の中でもその効果はトップクラスです。

腎臓の尿細管で塩分と水分の再吸収を抑制し、尿の量を増やします。
血液中の余分な水分を減らし、血管壁のナトリウムが減少することで血圧が下がります。

ラシックスはこのような疾患からくるむくみの治療に使われています。
そのため市販のサプリメントとの効果の差は歴然です。

・うっ血性心不全
・月経前緊張症(PMS)
・高血圧症(悪性高血圧、腎性高血圧症、本態性高血圧症)
・浮腫(肝性浮腫、心性浮腫、腎性浮腫、末梢血管障害の浮腫)

ラシックスの注意点

ラシックスのここに注意
ラシックスの作用は時に生活に支障をきたす場合があります。
そのため服用する際には注意が必要です。
下記の点に気をつけましょう。

・尿量、トイレの回数が増える
・ふらつき、めまいに注意
・カリウムが不足しやすくなる
・薬に対する精神的依存性
・むくみ取りに用いる場合は用量に気を付ける

尿量、トイレの回数が増える

ラシックスは飲みはじめから10分くらい経過すると尿意を感じます。
1度トイレに行っても数分後に再び尿意が現れ、2時間ほどで治まります。

頻繁にトイレに行くことになるため、外出前や就寝時の服用を避けるのがおすすめです。

ふらつき、めまいに注意

ラシックスは血圧を下げる作用があり、ふらつきやめまいの症状が出やすくなります。
車の運転、高所での作業など危険が伴う予定の前の服用は避けましょう。

カリウムが不足しやすくなる

ラシックスを服用すると利尿作用により、カリウムが不足しやすくなります。
カリウムが低下すると、筋肉のけいれんやひきつり、麻痺や不整脈といった副作用を引き起こします。
ラシックスを服用する際は、併せてカリウムのサプリメントを摂取するとよいでしょう。

薬に対する精神的依存性

ラシックスは強力なむくみ取り効果により、飲んで数時間で身体がスッキリして見えます。
地道にダイエットをするより手軽に痩せて見えるため、薬に対しての依存性が高くなります。

ラシックスは、身体の余分な水分を1時的に排出しているだけです。
体重は減っても、脂肪が減っているわけではありません。

むくみ取りに用いる場合は用量に気を付ける

ラシックス高血圧症の治療にも使われる薬のため、むくみ取りとして用いる場合に同じ用量で服用するのは危険です。

作用が強くでてしまうことで、重篤な副作用を招く可能性もあります。

初めて飲む場合は、必ず少量から試すこと。
効果を実感できないからと用量をオーバーして飲むのは大変危険ですのでやめましょう。